竹内まりやと山下達郎！？音楽界を代表するおしどり夫婦の軌跡と現在！

竹内まりやさんとその夫である山下達郎さんは、日本音楽界を代表するアーティスト夫婦です。
代表曲には、竹内さんの『プラスティック・ラブ』や『元気を出して』、山下さんの『クリスマス・イブ』や『RIDE ON TIME』などがあります。
これらの楽曲は、多くの人々に愛され続け、二人の存在感を際立たせています。
本記事では、彼らの出会いから現在に至るまでの軌跡を掘り下げ、二人の絆や音楽的な影響力について解説します。

出会いと音楽的な始まり：二人が歩み始めた道とは？

竹内まりやさんと山下達郎さんが初めて出会ったのは1978年のことです。
当時、二人は同じ所属事務所に所属しており、竹内さんのデビューアルバム『BEGINNING』で山下さんがアレンジャーとして参加したことがきっかけでした。
このアルバムには「戻っておいで・私の時間」という楽曲が収録されており、山下さんの繊細なアレンジが大きな話題となりました。
この制作を通じてお互いの音楽的才能に惹かれ合い、信頼関係を築いていきました。
当初はお互いのスタイルの違いに戸惑うこともありましたが、意見を交わしながら共通点を見出し、より深い絆が生まれました。

愛の始まり：交際の決め手となった瞬間とは？

二人の交際が始まった大きなきっかけは、竹内さんがアン・ルイスさんに提供した楽曲『リンダ』の制作時でした。
山下さんが深夜まで情熱を注ぎながらコーラスを担当する姿勢に感銘を受けた竹内さんは、この真摯な姿勢に惹かれました。
また、竹内さんが音楽活動に迷いを感じていた際、山下さんが親身に相談に乗ったことも、二人の絆を深める大きな要因でした。
このようなエピソードが、二人の愛の土台を作り上げたのです。

夫婦としての新たな旅路：結婚生活の始まり

1982年、竹内さん27歳、山下さん28歳のときに結婚しました。
結婚式は東京・六本木にある出雲大社東京分祠で親族だけの静かな形で執り行われました。
その後の披露宴には多くの音楽仲間が参加し、祝福の声が絶えませんでした。
結婚後、竹内さんは表舞台から一歩引き、作詞・作曲家としての活動に注力しました。
代表的な楽曲『駅』や『元気を出して』は、リスナーの心に深く響く名曲として知られています。
一方、山下さんはプロデューサーとして竹内さんを支え、家庭と音楽活動の両立を模索しました。
このように役割を分担しながら、二人は長年にわたる強いパートナーシップを築いてきました。

家族と芸術：娘さんの活躍

二人の間には一人の女児がいます。
娘さんは現在、イラストレーターとして活躍しており、その才能は両親譲りと言われています。
彼女の代表的な仕事には、広告イラストや絵本の挿絵があり、繊細で温かみのあるスタイルが高く評価されています。
家族間では互いのプライバシーを尊重しており、娘さんの詳細な情報は控えめにされていますが、音楽とは異なる分野でキャリアを築いていることは、竹内さんと山下さんにとって大きな誇りとなっています。

二人の現在：音楽と人生を分かち合う日々

結婚から44年が経った現在も、竹内さんと山下さんの関係は良好で、音楽活動を続けています。
一部で「卒婚」という噂が流れたこともありましたが、公式に確認された事実はなく、二人は今でも深い絆で結ばれています。
竹内さんは山下さんを「大親友」と表現しており、例えば、休日には二人でお気に入りのレコードを聴きながら音楽について語り合うひとときが特別だと言います。
また、夫婦旅行で撮影した写真がアルバムのジャケットに採用されたエピソードなど、日常生活でも互いを尊重し合う姿が印象的です。
音楽は二人にとって単なる仕事ではなく、人生そのものを彩る大切な要素となっています。

音楽界への影響力：夫婦の共同プロジェクト

竹内まりやさんと山下達郎さんは、それぞれがソロ活動で成功を収めるだけでなく、互いの作品にも深い影響を与え合っています。
竹内さんの代表曲の多くに山下さんがプロデューサーとして関わっており、その高い完成度が称賛されています。
また、山下さんの楽曲にも竹内さんの意見が取り入れられることがあり、音楽に対するアプローチの共有が二人の作品にさらなる深みをもたらしています。