義足を隠さずランウェイへ !義足モデル海音が切り開いた“多様性”という美の形!?

モデル

海音 義足という個性で新たな美を創造するモデルが社会に示した希望の物語

輝かしい少女時代に芽生えた夢

海音さんの人生は、
2001年に大阪で始まりました。

美しい海と音楽を愛する両親により名付けられた彼女は、
幼い頃からファッションやメイクに興味を持ち、
キッズモデルとしての才能を開花させていきました。

家族の愛情に包まれながら、
ブランドカタログやコレクションへの出演を果たし、
東京でも注目を集める存在となりました。

突然訪れた過酷な試練

順風満帆に見えた道が一変したのは、小学6年生の時。

彼女は難病「多発血管炎性肉芽腫症(GPA)」に罹患し、
命を守るために右足の切断手術を余儀なくされました。

夢を描いていたモデルの道も閉ざされ、
義足を隠しながらの生活が始まったのです。

自分自身との対話と再生の道

6年にわたり義足を隠し、周囲の目を気にして生きてきた海音さん。

しかし、義肢装具士の臼井二美男氏や写真家・越智貴雄氏との出会いを通じ、
少しずつ自分自身を受け入れる心の準備が整っていきました。

「義足をアクセサリーのように見せたい」

という越智氏の言葉が彼女の価値観を変え、
ついにカミングアウトを決意。

義足モデルとして新たな夢を歩み始めたのです。

スポットライトの中で放つ本物の輝き

復帰後、海音さんは
「切断ヴィーナスショー」でのミニスカート姿で鮮烈な印象を残し、
GUのCMや東京オリンピック・パラリンピックのセレモニーへの出演など、
モデルとして多くの舞台を経験します。

ANNA SUIやMARC JACOBS、浜崎あゆみライブ出演なども実現し、
社会からもその存在が広く支持されました。

美しさの定義を問い直す発信者としての存在

「私は義足だけど、それはマイナスではなく個性」

と語る彼女の哲学は、多くの人に影響を与えました。

美に対する画一的な価値観に疑問を投げかけ、
自分らしく生きることの大切さを社会に発信し続けています。

2023年には青年版国民栄誉賞であるJCI JAPAN TOYP文部科学大臣奨励賞を受賞し、
社会的影響力の高さが評価されました。

未来を見据えた挑戦と世界へのステップ

海音さんは現在、
世界で活躍するモデル・女優・マルチタレントを目指して活動を継続中。

HX DAOアンバサダーとしてもWeb3の世界に挑戦し、
多様性の重要性を伝える新しいムーブメントを作り出しています。

演技の勉強にも力を入れ、今後の活躍にも期待が高まっています。

 
 
 
 
 
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まとめ

海音さんの人生は、困難の中から光を見出し、
義足という「違い」を個性と力に変えて生きる人間の強さを教えてくれます。

モデルとしての活躍を超え、
多様性と自己受容の価値を伝えるロールモデルとして、
これからも社会に大きな影響を与え続けることでしょう。

よくある質問/Q&A

Q1. 海音さんはなぜ義足を公表する決意をしたのですか?
A1. 写真家や義肢装具士との出会いを通じ、
義足を個性として捉えるようになり、
「モデルとして再び夢を追いたい」と思ったからです。

Q2. 海音さんの義足はどのようなものですか?
A2. 詳細な技術仕様は公表されていませんが、
銀色の義足は「未来があるから」という想いで製作されたもので、
ファッション性の高いデザインが特徴です。

Q3. 今後の活動の目標は何ですか?
A3. 世界で活躍できるモデル・女優・タレントとして、
多様性や自己肯定の大切さを広めていくことを目指しています。

Q4. 義足を使う方へのメッセージはありますか?
A4. 自分の個性を大切にし、自分らしく生きてほしいという思いを込めて活動されています。
「違いこそが魅力」と捉える姿勢が、多くの人に勇気を与えています。

 

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